東大は難しいが簡単?〜学歴厨夫とFラン妻の往復書簡〜

おはようございます。
学歴厨のサバ缶です。
今日は東大入試の話を。
サバ缶の行っていた海城高校は1学年400人のマンモス校
当時は毎年60人くらい東京大学に合格者を出していました(現在は完全中高一貫になって小規模になり東大の合格者は毎年40人くらいのようです)。

トップ層がこぞって東大に行くものだと思いますよね?僕も大学入試までそう思っていました。でも実際にはそう単純なものではなかったのです。
クラストップのH山くんは11月に(←うろ覚え)東大の前哨戦にあたる防衛医大に合格し東大合格が確実視されていたのに、なぜか落ちました。同じくトップ組のK藤くんはセンター試験で頭がフリーズして、これまた東大に落ちてしまいました。
で、実際に東大に受かって行ったのはクラスの二番手や中間層が多かったのです。
この成績と入試結果の逆転劇を考察すると、トップ層は「東大に落ちれない」というプレッシャーにかかってしまい、二番手や中間層は「追い込めば東大も合格できるはずだ」というポジティブな勢いみたいなものがあったような気がします。
さらにトップ層ではそれまでにコツコツと勉強していたからか浪人を選ばない傾向があることも一因のようです。
実際、H山くんは早稲田大の理工に、K藤くんは後期で受かった東工大に進学しました。
一方で、二番手や中間層組は東大に落ちても精神的に堪えることなく、飄々と浪人し次の年に東大に合格して行きました。
これでは単なる下剋上の話で終わってしまうので、入学後の話を付け加えると、東大に落ちて第二志望に行ったトップ層は大学でもトップの成績を取って、多くは東大の大学院に入って、いまでは有名企業の管理職や研究者でバリバリ活躍しています。
結局、入試結果より成績なんだな。

では、質問コーナーです。

質問6(Fラン妻)
「レベルの高い中高に入って、下の方にいるより、まあまあの学校で、トップクラスにいる方が自信をなくさなくて良いと思います。燃え尽き症候群とかもなさそうです」

回答6(サバ缶)
「自信を持ったまま、大学に落ちるリスクが高いのでやめておきましょう。『自称進学校』の膨大なカリキュラムは受験勉強に非効率です」

今日の一言
東大合格がゴールではなかった!(←当たり前)

追記
サバ缶に、質問があるというご奇特な方がいらっしゃったら、ご気軽にコメントください。